こんにちは。今年の冬はいつも以上に寒い日が多いですね。ここのところ定義も朝の気温がマイナス10度前後の日もしばしばございます。そんな朝に外に出ると、背筋がピンとのびて清々しさを感じます。
やさしい言葉を贈ろう。どうでしょう、みなさん身近な人にやさしい言葉おくってますか?やさしい言葉を相手に贈るには相手のことを思いやる気持ちがないとなかなかできないものですよね。
私は以前、英語を白人女性の先生から教わったことがありました。彼女は50代で旦那さんがキリスト教の牧師さんをされている方でした。ある時、彼女の英語の授業を受けると、どういうわけか、毎回心が明るくなっている自分に気がつきました。どうしてだろうとよく考えてみると、彼女は生徒に対していつもやさしい言葉、励ましの言葉をかけながら授業を進めていることに気がつきました。やさしい言葉によってその相手も自然と明るい気持ちになるのだなと実感させていただく体験でした。言葉には人を明るくするそんな力があるのだと思います。
ふだんからそう心がけて生活することはもちろん大切ですが、なかなかいつもそういう風にはいかない私たち。やはり日々手を合わせてあみだ仏様にお願いしながら生活させていただくことが大切です。手を合わせ(なむあみだぶつのお念仏をおとなえし)思いやりの心で生活してまいりましょう。良い一日をお過ごし下さい。
なむあみだぶつ
西方寺住職
2018.2.7