おはようございます。12月になりました。ここ定義の山々の葉が落ちて冬の支度をする頃となりました。この時期はしぐれが降り、先日も本堂の後ろに大きな虹を見ることができました。
感謝ということでお話しさせていただきます。
境内の庭には、たくさんの植木があります。それらの紅葉もとてもきれいで人々の目を楽しませてくれたのもこの秋の一つの感謝です。またお寺では冬囲いと言って、それらの植木や植物を冬の雪から守るために囲いをする作業が進められています。お寺の人たちが協力してやってくれる事にも感謝です。
冬が明けるとまたそれを解す作業があり、毎年それの繰り返しとなります。大掛かりな事ですが、それらをつつがなくしてもらえることがまたありがたいことです。そんな大事に守られた植物たちは囲いの中で一冬過ごし、また春になると新しい芽を出してくれます。
今回そんなことを感じながら境内をまわらせていただきました。
どうぞ今月もなむあみだぶつと手を合わせ、如来さまのお護りをいただきながら明るくかるく参りましょう。よい年末をお過ごしください。
なむあみだぶつ
西方寺住職
2023. 12.1 75号